Manualize
音響・防音工事業A社業務マニュアルの整備

数年かけても完成しなかった業務マニュアルが、
約2か月で全体まで仕上がった。

ピアノ室からライブハウス、映画館まで手がける防音工事の会社です。ベテランの頭の中にあった段取りと、28件の社内資料に散らばっていた手順を、1冊の「整理版マニュアル」にまとめました。

マンションの一室を防音室に改装している現場で、職人がレーザー墨出しの線を確かめているイメージ写真
※写真はイメージです
数年止まっていたマニュアルが完成するまで
約2か月
突き合わせた社内資料
28件
録音したヒアリング(営業・施工・見積・経営)
7回

事例の概要

業種
音響・防音工事(個人宅の防音室から、スタジオ・ホール・映画館まで)
対象業務
営業(問い合わせ〜受注・契約)、施工(工事準備〜引き渡し)、案件の分類・決裁などの社内ルール
期間
約2か月
使った素材
社内で共有されていた資料28件(業務フロー図・営業マニュアル・見積の書式など)、ヒアリングの録音7回
できあがったもの
整理版マニュアル(6章)、業務フロー図、矛盾点リスト、要確認リスト、用語集

BEFORE / AFTER

導入前と導入後

BEFORE

赤字の修正だらけの業務フロー図や付箋、ファイルが机一面に散らばっているイメージ写真
※写真はイメージです

AFTER

Manualizeの業務フロー図の画面イメージ。工程が担当ごとのレーンに並び、各工程に手順と出典が付いている
※画面は開発中のManualizeのイメージです

マニュアル

BEFORE何度か整備に着手したものの、どれが正しいかを確かめる段階で止まり、ここ数年は完成していなかった。

AFTER営業・施工・社内ルール・技術・商品まで、6章の整理版マニュアルとして完成した。

業務の流れ

BEFORE15ページの旧フロー図と、担当者ごとの口頭説明が別々に存在していた。

AFTER問い合わせから訪問調査・提案・見積・クロージング・受注までの各段階に、ゴール・担当・やること・成果物を明記した。

資料の食い違い

BEFORE旧フロー図には「訪問調査の段階で案件ランクを仮判定」とあったが、実際は問い合わせの時点で確定していた。請求書を出す位置も実態より早く描かれていた。

AFTER食い違いを出典付きの矛盾点リストに集め、確認のうえ実態に合わせて統一した。

判断の基準

BEFORE案件の難易度ランクや値引きの決裁ラインは、口頭とベテランの経験が頼りだった。

AFTERランクごとの定義・具体例・担当者と、金額と粗利率による決裁ルールを文書にした。

新人教育

BEFOREベテランの電話対応やヒアリングは「見て覚える」しかなかった。

AFTER初回ヒアリングで聞く項目や訪問時の持ち物まで、読めば分かる手順書になった。

決まっていないこと

BEFORE誰も決めていないことが、決まらないまま運用されていた。

AFTER「要確認」として一覧にし、確認会で1つずつ決められる状態にした。

CHALLENGE

マニュアルを作ろうとすると、毎回「どれが正しいか」で止まる

仕事の段取りは、ベテラン営業と社長の頭の中にありました。社内には業務フロー図や営業マニュアル、見積の書式など28件の資料がありましたが、作った時期も書いた人もばらばらで、同じ工程の説明が資料ごとに違っていました。

マニュアル整備には何度も着手していました。それでも、食い違う記述のどちらが正しいかを確かめるところで毎回手が止まり、ここ数年は完成に至っていませんでした。

PROCESS

進め方

  1. 今ある資料を、そのまま集める

    社内で共有されていた28件の資料を、形式をそろえ直さずにそのまま集めました。新しく書き起こしてもらう手間はかけていません。

  2. 話を録って、文字にする

    営業・施工・見積・経営会議のヒアリングを7回録音し、AIで文字起こし。言い間違いや専門用語の誤変換は辞書で補正しました。

  3. 事実を1件ずつ突き合わせる

    資料と録音から事実を1件ずつ抜き出し、食い違う記述を出典付きで並べました。案件ランクを決めるタイミングや、請求書を出す順番のずれもここで見つかりました。

  4. 確認会で決めて、差分で反映する

    要確認事項を一覧にして社長・現場と確認。決まったことだけを差分で反映し、触れていない箇所は残したまま版を重ねました。

RESULT

約2か月で、営業から施工・社内ルールまで6章がそろった

数年止まっていたマニュアルが、約2か月で営業から施工、社内ルール、技術、商品まで6章の整理版として完成しました。営業の各段階に「ゴール」「やること」「成果物」が並び、新人でも次に何をすればよいかを追えます。

食い違っていた記述は出典付きで整理され、まだ決まっていないことは要確認リストで見える化されました。その後、この整理版をもとに部署ごとの新人教育用マニュアルづくりへと進んでいます。

WITH MANUALIZE

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この事例で効いた作業は、Manualizeの次の機能で行えます。

  • 守秘義務のため、社名は匿名で掲載しています。
  • この事例は、Manualizeの処理の土台となった方法で、Digital Laborsが整備を支援したものです。
  • 写真はイメージです(実際の現場・オフィスではありません)。
  • 画面は開発中のManualizeのイメージで、表示しているデータは架空のものです。

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