手作業だらけの受注・出荷を、
Shopify移行とClaudeで自動化へ。
英国で日本の書籍・文具・雑貨を、一般のお客様と書店などの取引先に販売している会社です。別々のシステムで手作業が多かった業務を、Shopifyへの移行に合わせて棚卸し・マニュアル化し、Claudeをつないで自動化の準備を進めています。

- Claudeで点検した移行商品(価格・画像・SKU・重量)
- 約1万点
- Shopify操作の説明資料(AIとつなげる・自動化する章入り)
- 34ページ
- 用意した自動化の型(売上レポート・在庫通知ほか)
- 4つ
事例の概要
- 業種
- 日本の書籍・文具・雑貨の販売(英国。一般のお客様向けの通販と、書店・取引先向けの卸)
- 対象業務
- 受注から出荷(通販・卸)、入荷、商品データの管理、顧客管理
- 期間
- 2026年7月から(進行中。通販は11月、卸は12月にShopifyへ切り替える予定)
- 使った素材
- 通販用システムの商品データ約1万件、卸用システムの商品データ約5,000件、現地での業務ヒアリングの録音(約3時間)
- できあがったもの
- 業務の対応表(今のやり方→Shopifyでのやり方)、Shopify操作の説明資料(34ページ)、商品データの点検リスト、自動化の設計4つ
BEFORE / AFTER
導入前と導入後
BEFORE

AFTER

商品データ
BEFORE約1万点のうち、価格や画像、SKUの抜けがどこにあるのか、一覧になっていなかった。
AFTERClaudeで全件を点検し、価格0が251件、画像なしが3,541件、SKUの重複が21件と特定。直す対象が一覧になった。
操作の覚え方
BEFORE新しいシステムの操作を一から覚える必要があり、制作会社の保守は構築後3か月で終わる予定だった。
AFTERShopify操作の説明資料34ページを作成。画面を覚えなくても、Claudeとの会話で注文や在庫を確認できる道筋をつけた。
業務の見える化
BEFORE受注から出荷までの手順は、常駐2名の頭の中と日々の慣れで回っていた。
AFTER通販・卸それぞれの受注から出荷、入荷までを書き出し、Shopifyでどう変わるかの対応表にした。
在庫
BEFORE通販と卸のシステムが別々で在庫が連携せず、数を手で合わせていた。
AFTER予定1つのShopifyで通販と卸の在庫を共通にする(切替後)。
卸のメール注文
BEFORE取り込みができず、1件ずつ手で入力していた。
AFTER予定メールの内容をClaudeに渡して下書き注文を作る(型は用意済み、運用は切替後)。
分納・送り状
BEFORE分納はExcelで手管理し、送り状はCSVの書き出しと取り込みを毎回くり返していた。
AFTER予定注文時点で即納分と取り寄せ分を分け、配送会社との連携でCSVの往復をなくす(切替後)。
CHALLENGE
システムの間を、人の手でつないでいた
一般のお客様向けの通販と、書店などへの卸は、それぞれ別のシステムで動いていました。在庫が連携しないため数を手で合わせ、メールで届く卸の注文は1件ずつ入力し、分納はExcelで管理していました。
送り状は、注文データをCSVで書き出して配送会社のサイトに取り込み、重さを入れてラベルを印刷する流れです。これを常駐2名で回しており、手順は日々の慣れに頼っていました。
PROCESS
進め方
現地で業務を聞き取る
現地のオフィスで約3時間、通販・卸の受注から出荷、入荷、顧客管理までを聞き取り、録音を文字にしました。
今のやり方とShopifyでのやり方を並べる
業務ごとに「今のやり方」と「Shopifyでのやり方」を対応表にし、手作業が残るところと減らせるところを分けました。
Claudeをつないでデータを点検する
Claudeを通販用・卸用の両方のストアにつなぎ、移行した約1万点の価格・画像・SKU・重量を点検しました。書き換えは人が確かめてから行う運用です。
説明資料と自動化の型をつくる
Shopify操作の説明資料34ページに「AIとつなげる」「自動化する」の章を入れ、毎朝の売上レポートや在庫が少ない商品の通知など4つの型を用意しました。
RESULT
切替の前に、業務とデータの「見える化」ができた
受注から出荷までの手順が書き出され、Shopifyで何が変わるかが一枚の対応表で分かるようになりました。移行した約1万点の商品データは、直す対象(価格0が251件、画像なしが3,541件、SKUの重複が21件)が一覧になっています。
切替の時期(通販は11月頭、卸は12月)と、日本側が商品登録、現地が在庫・出荷・お客様対応という役割分担も決まりました。
NEXT
これから(切替後に運用を始めること)
- 11月に通販、12月に卸をShopifyへ切り替え、在庫を1つにまとめます。
- 現地担当者のClaudeアカウントをShopifyにつなぎ、毎朝の売上レポートや在庫が少ない商品の通知から、スケジュール実行での自動化を始めます。
- 卸のメール注文の下書き作成や、取引先の重複の整理は、個人情報の扱いのルールを決めてから運用します。
- 自動化で減った作業時間などの実績は、切替後にこのページへ追記します。
WITH MANUALIZE
Manualizeで同じことをするなら
この事例で効いた作業は、Manualizeの次の機能で行えます。
音声ファイルのアップロード
現地でのヒアリングの録音から、業務の手順を書き起こして整理します。
業務フロー図
受注から出荷までの流れを図にし、手作業が残る手順を見つけやすくします。
整理版マニュアル
新しいシステムでの手順を、担当者が読めば分かる手順書にします。
自動化提案(2027年春 提供予定)
業務フローの手順ごとに、自動化の手段と削減できる時間の目安をまとめます。実装は導入支援サービスで承ります。
- 守秘義務のため、社名は匿名で掲載しています。進行中の事例のため、内容は2026年10月9日時点です。
- この事例は、Manualizeの処理の土台となった方法で、Digital Laborsが支援しているものです。
- Shopifyは Shopify Inc.、Claudeは Anthropic PBC の商標です。
- 写真はイメージです(実際の現場・オフィスではありません)。
- 画面は開発中のManualizeのイメージで、表示しているデータは架空のものです。
OTHER CASES
ほかの導入事例
写真はイメージです数年かけても完成しなかった業務マニュアルが、約2か月で全体まで仕上がった。
28件の社内資料と7回のヒアリング録音を突き合わせ、資料ごとに食い違っていた手順を統一。営業から施工、社内ルールまで6章の整理版マニュアルが約2か月で完成しました。
- 数年止まっていたマニュアルが完成するまで
- 約2か月
- 突き合わせた社内資料
- 28件
- 録音したヒアリング(営業・施工・見積・経営)
- 7回
写真はイメージです「工期はケースバイケース」を、根拠のある標準工程に変えた。
フロー図2本と9回のヒアリング録音から、営業5・施工12の計17ステージを標準化。工期がぶれる要因を「確認申請」と「工事規模」の2つに絞り込み、工期の根拠を説明できるようになりました。
- 文書化した営業〜引き渡しの工程(営業5・施工12)
- 17ステージ
- 洗い出した要確認事項(半数以上を解決)
- 93項目
- 根拠をもって示せるようになった設計契約からの標準工期
- 約10か月